慢性腰痛でほとんどの方が「時間が経てば治る」「湿布や注射で治る」と考えていますが、実際にはなかなか治らずに、腰痛が長年つき合っている方が多くいます。
慢性腰痛で時間が経過してもなかなか完治しない方の共通点として先ほどの述べた通りですが、自分自身の身体なのに適切なアプローチを出来ていないケースが殆どです。

ここでは腰痛を治すための5つの重要なステップをご紹介します！

1.腰痛の原因を特定する

腰痛の原因は様々です。腰椎ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、すべり症、姿勢からくるもの、筋力のアンバランス、運動不足、オーバーユース（使い過ぎ）、内臓の病気からなど,原因が違うなら対処の仕方も当然のこと変わります。

まずは原因を特定し知ることが重要であることがソコにあります。また専門家から正しい助言を受けることが大事です。

2.適切な運動プログラムを開始する

 適切な運動は腰痛を治す上で欠かせません！腰周りの筋肉の筋力強化、柔軟性を高めるこが需要です。

筋力の弱った身体では充分に体を支えきれません。また硬い筋肉では腰を痛めやすく常に身体に爆弾を抱えている状態です。

適切な運動やストレッチを行い、徐々に負荷を増やしていくことで腰の安定性が高まることで日常を快適に過ごせるようになって行きます。
また、ストレッチが良いからと言って「して良いストレッチ」「して悪いストレッチ」があります。各々にあったストレッチが有り、必ず専門家に聴いてから行う様にしてください。

自己判断でのストレッチはNGです！

3.日常生活の改善

日常生活に送る中で知らず知らずの内に自身で腰痛を作っている。
姿勢の悪い座り方をしている、ソファーに座ってTVやスマホを触っている、長時間に渡り同じ姿勢がある様では腰痛も治りません。

正しい姿勢で座る、適当な時間で姿勢を変える、適度に歩く、荷物の持つ際に腰に負担をかけない様にする等がとても腰痛を治す上で重要です！

4.栄養バランスの整った食事

栄養バランスの取れた食事と水分補給は腰痛の予防に役立ちます。
特にビタミンやミネラルは筋肉を動かすための必要エネルギーをサポートし、筋肉を収縮する際に必要なエネルギーでもあります。
特に筋力アップをする際にはビタミンB群は必要栄養素です。

糖質の摂り過ぎは筋肉を硬くしたり、アルコール摂取は筋肉収縮に必要なビタミンを消失させて腰痛を悪化させたり腰痛を長引せる原因ともなります。
また、水分補給は筋肉を動かす際には血流を促し酸素や栄養を送り出すために必要不可欠で積極的に摂ることを勧めます。

5.専門家のアドバイスを受ける

最後に専門家のアドバイスを受けることは重要です！
何故なら、同じ腰痛でも間違った運動を行うとかえって悪化します！
自己判断の運動で腰を痛めることがあり筋肉や骨に椎間板に負荷増幅させてくるケースが多くあります。結果として腰痛を悪化させたり、腰痛の改善時間がかかる等、自己判断をしないことが重要です。